質の良い睡眠に欠かすことの出来ないマットレスですが、様々な種類があることをご存知ですか?マットレスを買いに来たというだけでは迷ってしまうことと思います。
そこで、似た名前なのに全然違う高反発ウレタンマットレスと高反発ファイバーマットレスの二つをご紹介します。
高反発ウレタンマットレス
高反発ウレタンマットレスはポリウレタンという素材で出来たものがあります。
ウレタンはポリウレタンの略です。ポリウレタンという素材、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
色々なところでよく見かけるもので、重さがかかるとぐにゃっと凹む柔らかい素材でできたものです。
マットレス以外にも枕の素材としてもよく使用されていますね。
基本的には柔らかいものが多く、体重の軽い女性等にオススメの素材になります。
柔らかい素材が好きな方は、包まれるような感覚の強い高反発ウレタンマットレスがオススメです。
価格の幅も広いので、予算に応じた買い物が可能です。
欠点としては、体重の重い男性や腰痛持ちの方は、沈み込みが大きくなってしまうため、向きません。
体勢を保てずに、痛めてしまう可能性があります。
さらに通気性があまり良くないという欠点があります。
柔らかさに関しては、近年かなり工夫が進んでいます。
硬さがある程度硬いもののラインナップも増えているので、実際に店舗で試してみてもいいかも知れませんね。
ある程度の硬さを持ったマットレスを高反発ウレタンマットレスといいます。柔らかさと寝やすさを追求した形です。
通気性問題に関しても、等間隔で細かい穴を開けて湿気を外に逃がす工夫をしたりと、進化が見られます。
これからどんどん進化すると思うので、動向から目が離せませんね。
高反発ファイバーマットレス
高反発ファイバーマットレスは新しい勢力といっても過言ではありません。
中は簡単に言うと、細かい繊維が詰まっているような状態です。
高反発ウレタンと違い、沈み込みも大きくないので、ユーザーをあまり選びません。
中に入れる繊維の工夫次第で弾力の調整が可能です。
そして何より、基本的には丸洗い可能です。
小さな子供が、おねしょして汚してしまっても、あっという間に清潔にできます。
さらに細かい繊維がスパイラル状になっているので、通気性もバッチリです。
さらに中身の多くは空洞なので、かなり軽量です。
重さが軽いので、一人暮らしの女性でも扱いやすくおススメです。
しかしこちらの欠点はそのお値段です。
ベッドマットとしてのスプリングを求めるのであれば、たくさんの繊維を詰め込む必要があります。
そのためお値段も少々張るようなイメージです。
一人暮らし用として、マットレスのみで使用した際は、薄いマットレスでも床の硬さや冷たさは感じにくいと思います。
そこまで厚みがなくても良いので、スプリングを求めない方は安く済むかと思います。
まとめ
上記で紹介させていただいたのはその製品のほんの一例にすぎません。
両者の欠点を補おうとメーカー様の切磋琢磨は日々続いています。
高反発ウレタンマットレスの欠点である通気性も穴を細かくあけることで改善しつつありますし、高反発ウレタンマットレスは中に入れる繊維の研究が進み、価格の安いものが増えてきています。
現状、お値段の幅の広さは、高反発ウレタンマットレスに軍配が上がりますが、通気性では高反発ファイバーマットレスに軍配が上がります。
もちろん、どんな商品にも一長一短あると思います。
ですから、実際に購入する際は、必ず試してからご購入へと進んでくださいね。
実際に寝てみると、購入予定の物とは違う素材のものを気にいる可能性も十分にあるかと思います。
予備知識だけをしっかりと入れて店舗で実際に試し、素敵なマットレスと出会っていただきたいと思います。